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ソレイユニュース 2019年8月号

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コンクールに向けて教室の空いているピアノで自主練習する人、自宅では気合いが入らないと、夏休み期間中、楽器の練習は勿論のこと勉強道具一式を持ってきて1日中頑張っている人など、夏休みに入り、教室は子供たちで賑やかです。

現在どの家庭でもエアコンや個室など、勉強する充分な環境は整っているはずなのに、図書館で勉強している高校生をよく見かけます。ひとりで勉強したり練習したりすると、ヤル気はあるのに眠ってしまったり、ちょっと携帯やテレビを見てしまったり…。周りに人がいると、頑張る気持ちが持続でき、時間を無駄にしなくて済むのでしょう。
お母様が仕事を持っている場合、夏休み中の子供たちは、保育園や学童保育が預かってくれます。小学校高学年や中学生になると、お留守番はできるようになりますが、監督者なしに1日を自己鍛錬に使えるかというと甚だ疑問です。

今、行き過ぎた部活動についての議論が激しいですが、やりたいことがはっきりしていない子供たちにとっては、部活動は有益なシステムだと思います。否応なしにスポーツやブラスバンドなどを、毎日、朝から晩まで訓練することで、家でボーッとしている時間を与えないようにするという、中学時代を無駄に過ごさせない作戦です。

将来の目標がはっきりしている子にとっては、有意義に夏休みを過ごすことはとても重要です。夏休みを有効に使うことができれば、ピアノもヴァイオリンも声楽も、そして勉強の実力もぐ〜んと伸ばすことができるのは、誰でも想像つきますね。
そういう訳で、私たちはヤル気ある子供たちの夏休みが有益なものになるようお手伝いをしているのです。
3階のレッスン室で皆ごジャンジャン練習している中で練習する━━━、そのような環境に浸っていたら、ヤル気が継続するに決まっているじゃないですか。

先日、稲盛和夫氏の新書『心』を購入し、早速読んでみたところ、イギリスの作家ジェームス・アレンの言葉が引用されていました。
「成功を手にできないでいる人たちは、自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちです。もし成功を願うならば、それ相当の自己犠牲を払わなくてはなりません。大きな成功を願うならば、大きな自己犠牲を、この上なく大きな自己犠牲を願うならば、この上なく大きな自己犠牲を払わなくてはならないのです。」

夏休みは自分の欲望を大いに犠牲にし、是非、将来の大きな成功に結びつけてほしいですね。

充分した夏休みをお過ごしくださいますように❗

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