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ソレイユニュース 2024年12月号

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ヴィオラの新井瑞穂さん(東京藝術大学大学院修士2年)が、1年間の試用期間を無事終了し、東京交響楽団の正団員になりましたこと、皆様に報告申し上げます。

 

試用期間中、弦の先生方が強調していたのは、絶対に遅刻しないこと❗でした。ミューザ川崎が本拠地の東京交響楽団は、藝大がある上野から電車1本で、県を越えるにもかかわらず20分程度で到着することができます。ミューザ川崎はJR川崎駅に直結していて雨にも濡れない好立地。藝大大学院生と東京交響楽団の仮団員として1年間過ごしたのですから、時間のやりくりは大変だったと思いますが、移動時間が短かった点はラッキーでした。

 

修士リサイタル後、藝大の教授たちから、

「大学院修了と同時に就職できるなんて、あなたはツイているわね、益々頑張りなさいね。」

と声を掛けていただいていました。

 

オーケストラの入団試験は、毎年実施されている訳ではなく、団員の退団によりポストが空いた時に初めて発生します。卒業のタイミングでポストが空くという幸運、実力は勿論なくてはいけませんが、二重、三重の運の良さが必要です。

 

バブル期に入団した方々が定年に差し掛かるこの頃だからでしょうか、瑞穂さんの藝大の同級生たちは、私の知る限り、NHK交響楽団に2名、新日フィルに1名、そして、日本のバブルとは全く関係ないけれど、ベルリンフィルの下部組織であるカラヤンフィルに3名が入団を決めています。素晴らしいですね❗

 

東京交響楽団のHPを覗くと楽団員ページに新井さんが載っています❗これを機に東京交響楽団の公演に足をお運びいただき、応援してくださると大変嬉しいです。

 

穏やかで素直な性格、時折見せる意思の強さも魅力のひとつある瑞穂さんを、ソレイユ総合音楽教室は、応援し続けます❗

 

東京交響楽団の団員として、ヴィオラ奏者として、益々頑張ってください。

 

 

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