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ソレイユニュース 2025年3月号

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  1. ソレイユニュース1月号で、毎日フランス語を勉強し始めたと書いたら、私もはじめます❗と仰有る方が現れました。その方がヴァイオリンレッスンにいらっしゃる度に、フランス語の参考書を片手に短い時間ですが一緒にフランス語学習をしています。

 

私も復習になるし、そのうちソレイユ内でフランス語で会話できたら素敵なこと❗と思うと胸がワクワクするので、楽しみながら少しずつ続けてみようと思います。他にもソレイユ総合音楽教室フランス語同好会加入希望者がいらっしゃいましたらお声掛けください❗

 

フランス語において、参考書を読んでいるだけでは解らないのが発音です。子音ではRは嗽(うがい)するような音、JとかG、Sなどは擦れるような発語に特徴があります。母音の種類が多いのもフランス語ならではで、e、a、oがそれぞれ開いている、閉じているの2種類あったり、2つの母音を合わせた音がある上、ナザールという鼻に響かせる母音も4種類あり、母音の合計が16種類、母音の発音方法を覚えるのに時間がかかります。これらの発音をコレペティートルの先生に在仏中随分と直されたので、発音には少々自信あり(これって自慢笑)。

 

フランス文法には古い文法書を参考にしています。1969年第1版なのに用例文が古臭くないのが驚きです(既に残念ながら絶版)。50年以上前に書かれているのに、恋人と映画に行ったり、友人宅にランチに行ったり、海岸にヴァカンスに行ったり、フランス人は昔と変わらない生活様式を守り続けている様子。丁寧に書かれている本だけれど、やはり発音に関しては手薄なようで、発音を繰り返しながら楽しく学習しています。

 

 

海外で生活するには、何といってもまず英語、と思いがちだけれど、ヨーロッパに留学する場合、必ずしもそうともいえません。

 

音楽を専門にする人が留学するのはドイツ、フランス、オーストリア、イタリア、ハンガリー、ロシアでしょうか。ドイツ、オーストリアはドイツ語、フランスはフランス語、イタリアはイタリア語、ハンガリーはハンガリー語、ロシアはロシア語が使えなくてはいけません。その国の言語が通じない時には共通語として英語が使われますが、各国ごとに、その国の言葉を使って人々は生活しています。

 

ヨーロッパの言語を普通の日本人の英語レベルまで持っていくには、ある程度習得準備期間が必要です。将来留学を考えている人は、NHKの語学講座くらいでよいので、中高生くらいから勉強をはじめる方が良いかもしれません。

 

弦楽器の人はドイツやフランスに留学する人が多く、ピアノはドイツ、フランス、オーストリア、ハンガリー(リスト音楽院)、そしてロシア、声楽は何といってもイタリア、そしてドイツ、フランスでしょうか。

 

英語を貫き通すならば、ジュリアード音楽院や在学する学生全員が奨学生のカーティス音楽院、そして各州立大学音楽学部から優秀な音楽家を輩出しているアメリカや、英国ロイヤル・アカデミーがあるイギリスなどが良いでしょう。

 

最近では語学試験(TOEFULのような制度)を入試に課している音楽大学が多く、私達の時代より留学生へのハードルは上がっています。

 

私たちが留学していた頃は、ドイツ語はゲーテ・インスティチュート日本、フランス語はアテネ・フランセ、イタリア語はイタリア文化会館の語学学校に通ったものでしたが、授業にドイツ語やフランス語がある高校もあり(白百合、雙葉、暁星、藝高など)、学校の語学授業で獲得してしまう強者もいます。言葉が解らなくてはレッスンにならない訳で、徹底した語学習得は、楽器上達への近道といえるでしょう。

 

「Bon soir, ça va?」

 

月曜日のフランス語会話を密かな楽しみにしている私。仲間を増やしてフランス旅行を計画してみましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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