ソレイユニュース 2019年1月号
今年の元旦は、キラキラと輝く初日の出を拝むことができました。今年は佳い歳になる予感がします。
毎年のことながら、年末年始は時間との競争ですが、今年は重量級の受験生がいることで、1日も欠かすことなくレッスンをしながらのお正月の準備となりました。正に体力勝負です。
クリスマスコンサートが終了すると、お掃除、年賀状の準備、お正月のお飾りとお花の飾り付けに加えて自宅でのお節料理作りが待ち構えています。市販のものが甘すぎていただけないのと、自分でどこまで出来るかに挑戦する意味で、お節は全て手作りします。
黒豆、数の子、錦卵、なます、酢牛蒡、田作り、お煮しめ、昆布巻き、そして秋にいただいた生栗を煮て、大和芋で餡を拵えた栗きんとんと、やはり秋に筋子をほぐして塩漬け冷凍しておいたイクラ。お雑煮は、元旦に関東風のお澄まし、2日目は関西風白味噌仕立て、3日目は、練りごま風味の3種類(白味噌仕立てのお雑煮は、甘くて美味しいですよ!)。年末から年始にかけて幾日かお休みをいただくので、ちまちまとおままごとのようなお節作りができるのは、丁度良い息抜きになります。
昔は親戚で集まってカルタ遊びをしたり初詣に行ったりと、お正月を楽しんだものでしたが、ここ20年くらいは、お正月から、初弾き、初歌いをしたりして、どっぷりお正月気分に浸ることはなくなりました。でも折角のお正月ですから、家や職場をお正月らしいしつらえにしたり、お正月の料理を食したり、着物を着たりくらいはして、つかの間の日本の伝統行事を楽しんでいます。
昨年は猛暑だったり、秋から冬に掛けて気温差が激しかったりで、体調の悪い方が続出しました。
音楽教室でも、気力・体力ともに低下している人が多くみられました。体力が奪われると気力は下がるものです。ある程度は、その自然の波に乗って生きるべきなのでしょうが、全く停滞している訳にもいきません。きちんとしたものを作って食べること、睡眠時間をしっかり確保すること、そして前向きで明るい言葉を発するように心掛けること、この3つを守って生きると、困難も消失していきます。
これまで30年以上、何十人ものお母様にお会いしてきましたが、お子さんが伸びるお母様に共通しているのは、明るいこと、そして前向きな言葉を発すること、この2点でした。
人生なんてあっという間です。ぐちぐち暗く生きても一生、前向きに明るく生きても一生。近しい人とのお別れは誰も避けられないし、嫌なことも良いことも、皆平等に降りかかってくる。嫌なことを暗く捉えても明るく捉えても事態が変わらないのだとしたら、明るく捉える方がどれだけ素敵かしれません。
将来のことは誰もわからない。暗く考えても明るく考えてもわからないなら、明るく考える方がよい。勿論、全ては努力して努力して努力して、働いて働いて働いての上のことですが。この1年が一層佳い歳であるために、自分自身への教訓を込めて、皆様に発信します。
口癖が全てを決める。
素敵な1年にいたしましょう❗今年も宜しくお願いいたします。