ソレイユニュース 2021年 6月号
ソレイユ総合音楽教室のホームページが新しくなって1ヶ月が経ちました。
これまでのオレンジの配色から、ピンク色ベースに変わり、生徒の皆様が撮影に協力してくださった写真も盛り沢山、賑やかな新しいホームページです。
blogは、音楽に関わること、教育についてを中心にアップしていきますが、時々違う内容も入れていきますので、お楽しみに❗
4月28日(水)、日本歌曲振興波の会のコンサート〜波の会の名曲・日本の名曲Vol.2〜に行ってきました。
波の会は、声楽家 四家文子氏の呼び掛けにより、金田一春彦氏、深尾須磨子氏、野上彰氏などの文学者や詩人、中田喜直氏、小林秀雄氏などの作曲家、五十嵐喜芳氏、内田るり子氏などの声楽家により1966年に創設された、日本歌曲を創作、演奏、普及するための伝統ある団体です。
波の会生まれの日本歌曲は、歌曲集として全音楽譜出版社から13集も出版されていて、小林秀雄氏作曲の『落葉松』、『すてきな春に』、中田喜直氏作曲の『だからその海を見ない』など、数々の名曲が誕生しています。
現在、本宮寛子会長を中心に、脈々とその活動は受け継がれていて、新しい日本歌曲の創造と普及のための演奏活動がたゆみなく展開されています。
今回は、波の会生まれの作品と、それ以外の日本歌曲の名曲を合わせての演奏会でした。
東京神楽坂近くの加賀町ホールという小ぢんまり閉じたホールで行われました。
コロナ禍ということもあり、お客様は50名限定、それ以外の方はYouTubeのライブ配信でお楽しみください、という趣向です。
波の会は日本歌曲のコンクールも行っている関係で、作曲家も声楽家も若い方が毎年入会します。
今回も、若い方からベテランまで、幅広い年齢の声楽家たちが日本歌曲の妙味を披露していました。
コロナ禍ということもあり、コンサートに行く回数が激減しているので、久々の演奏会に心躍ります。
私が学生時代に二期会のオペレッタやオペラ『夕鶴』のつう役で活躍されていた秋山恵美子氏が変わらぬお姿と歌唱法で歌っていらして感無量。
鴨川太郎氏も得意の『お六娘』『嫁ぐ娘への子もりうた』を情感たっぷりに歌っていました。
このライブ配信、YouTubeで鑑賞することができます。
この回以外にも、“日本歌曲振興波の会ライブ配信コンサートVol.1”をはじめ、色々なコンサートが見られますので、是非お聴きください。
早くコロナが落ち着いて、以前のようにコンサートに行くことができる日が来るまで、YouTube動画で音楽を楽しむ毎日です。