ソレイユニュース 2022年8月号
7月24日(日)に開催された第2回藝大ピアノコンクールで、鴨川孟平が第1位を受賞しました。
このコンクールは、東京藝大主催、(株)ヤマハミュージックジャパンと(株)河合楽器製作所協賛により、昨年から始まりました。
- 附属高校生、学部生、修士課程生、博士課程生、別科生の、藝大でピアノを専攻する学生全員に応募資格が与えられています。
予選・本選ともに協賛各社の公式ピアノが使用され、予選ではSHIGERU KAWAI、本選ではヤマハCFXが藝大6ホールに搬入され、コンクールが行われました。
課題曲として、予選は、J.S.Bachの作品とF.Chopinの24のエチュードを含む20分から25分のプログラム、本選は、40分から50分以内の自由な構成によるプログラムを組むよう指定されています。
コンクールの審査は、藝大で指導している先生以外の方々により行われ、若林 顕氏(ピアニスト、 桐朋学園大学特任教授、国立音楽招聘教授)、青柳いづみこ氏(ピアニスト、 文筆家 、大阪音楽大学教授)、奥田佳道氏(音楽評論家、NHKラジオ『音楽の泉』解説者)、Evgeny Zarafiants氏(ピアニスト、元グリンカ音楽大学教授)が担当されました。
入賞者には奨学金と、ヤマハ銀座コンサートサロンとカワイ表参道コンサートサロン《パウゼ》での演奏機会が提供されます。
大勢の方々に聴いていただけるチャンスが生まれるのは、光栄なことです。
東京藝大のHPの中にある“入試情報サイト”から、7月11日付けのNews欄《音楽学部紹介動画の公開について》をクリックすると、各科を紹介する動画が見られるのですが、器楽科ピアノ専攻では、鴨川孟平の演奏とインタビューも流れます。藝大に入学し、どれだけ苦労したかについて語っていますので、是非ご覧ください。
7月27日(水)、さいたま市プラザウエストさくらホールにおいてピティナ・ピアノコンペティション地方本選が行われ、木村幸希さん(白鷗大学足利中学校2年)が優秀賞を受賞しました。
木村さんは、コンクールやコンサートの準備期間中には、空き時間にソレイユに現れ、多いときは日に3回も練習に来ていました。目標に向かって熱心に取り組む姿勢に、スタッフ一同いつも感心しています。
優秀賞受賞おめでとうございます❗
只今、夏のコンクールシーズン真っ盛り。暑い中ではありますが、これからコンクールに挑戦する皆さんは、集中して練習し、充分に実力を蓄えて、成果を発揮してきてください❗
皆さんの夏の頑張りを心から応援しています❗