ソレイユニュース 2023年1月号
明けましておめでとうございます🎍。
爽やかに晴れ亘った空に昇る初日の出を見ると、今年も頑張ろう❗という気が湧いてきます。
今年はソレイユ総合音楽教室開設40年、6月には40周年記念ソレイユコンサートを企画しています。
ソレイユ総合音楽教室は、1983年に、娘たちを音楽家にしたい、藝大に入れたい、と願ったひとりの母親の思いから始まりました。
小さい頃から地元でピアノのレッスンを受け、小学5年生の頃にはそれなりに高度な曲を弾いていた娘を藝大の教授のところに連れて行った時、それこそ指1本1本の使い方から直すよう言われ、1秒1音のテンポでハノン教則本の1番から練習するよう指導されました。
基礎からきちんと指導してくださる先生に出会った母は、その指導法に衝撃を受け、先生に太田市で教えてくださるよう働きかけました。基礎を大切にした素晴らしい指導法を、まずは母の友人のお嬢さんたち、次に地域の方たちと共有したいと考えたのです。
その出来事が端緒となり、テクニックをやり直さなくてもよい我が教室のモットーとなった“初めから最高の教育”を目指して、ソレイユ総合音楽教室はスタートしました。
大きくなってから入室する子もいますが、殆どの生徒さんは、初めてピアノやヴァイオリンに触れる、初めて声を出す時から通ってきてくれている子たちです。
Babyソレイユクラスでは、ママのお腹の中から私の声を聴いている(お兄さんお姉さんのレッスンで)子もいます。
Babyソレイユが誕生して今年で21年、赤ちゃんの頃から基礎を見守ってもらいながら育った初期の子たちは、20歳を過ぎました。
近年、毎年のようにソレイユ総合音楽教室から藝大合格者が出ていますが、単なる偶然ではなく、教育に命をかけた創業者の熱い思いと、40年飽くことなくコツコツ教え続けてきた講師陣の力によるものと自負しています(何より、本番で力を発揮することができる生徒さんたちが素晴らしい訳ですが…)。
都内にもソレイユ総合音楽教室のような教室はない、と言ってくださる方がいます。信念を持って育てている、という意味では、こういう教室は少ないかもしれませんね(これまで、県内各地は元より、東京から、遠くは福島県からレッスンに通ってきてくれていた生徒さんがいました❗)。
小さい頃から育てた子たちが、充分なテクニックと音楽性、音楽家としての余りある教養と語学力で世界に羽ばたき、外貨の稼げる人間になっていってくれることを望みます。
日本は優秀な人が、安全パイ(職業)を選ぶ傾向にありますが、資源の少ない日本は、かつてのヴェネチア共和国のように、外貨を稼げる人物を育てていくことが教育の根本です。
音楽家がその先駆けになってくれたら、どんなに素晴らしいことでしょう❗
教育の先には夢があります。
今年でも大きな夢を持って、地道に毎日を歩んでまいりましょう❗
今年も宜しくお願いいたします。