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ソレイユニュース 2024年8月号

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ソレイユコンサートが無事終了しました。

 

今年50回目を迎えた《コンセール・ドゥ・ソレイユ》も記念の年ということで、合同開催ととなりました。

 

初めての会場、笠懸野文化ホール(グンエイホールPAL)は、全国的にその造りと響きの良さが評判のホールで、上質な木の壁に響き渡る収容人数1,000人超えの広い空間で心地よく演奏させていただきました。

 

今回は《コンセール・ドゥ・ソレイユ》の大人組、幼児、小・中・高校生、大学、大学院生、そして講師という広い年代が出演したこともあり、リハーサルから終演後ホールを出るまで、10時間の長丁場となりました。

 

梅雨明け前の暑い日でしたが、ホールの空調が故障。ホール内が滅茶苦茶暑かったにもかかわらず、酷く体調を崩す人がでなかったのは、不幸中の幸いでした。

 

5歳のB君のピアノからスタート。今回は幼児、小学生組が頑張り、皆、見事に演奏することができました。大人の方たちは、音大卒の人も多い中、60歳過ぎてからレッスンを始めた大人の方たちが堂々と演奏されていたことが大きな収穫でした。いつもこの欄に登場するOさんは6月で91歳になりましたが、暗譜で朗々と演唱。お声は会場いっぱいに響き渡り、東京や九州から駆けつけた御子息、御息女も大喜びでした。同じく大きな舞台での演奏が初めてだったIさんは、美しいドレスに身を包み、大病を数回克服しているのにもかかわらず姿勢良く歌う姿に拍手喝采でした。

 

当教室には音楽で進学する人も多いですが、音楽での進学を考えていない人も沢山います。音楽での進学を視野に入れていないけれども、ピアノやヴァイオリンを習い、曲を仕上げ発表するというサイクルを生活の一部として続けていて、そういう子達は、コツコツ練習したり勉強したりする習慣を獲得し、音楽以外も優秀で、学校の成績も良く、良い大学に進学していきます。

 

今回のコンサートも、北海道大学に進学したK君も参加。リスト作曲『パガニーニ練習曲第6番』を見事に弾き切り、終演後北海道に帰って行きました。

 

後半は、東京藝大、音大進学組が出演。彼らの毎年の進歩を楽しみに足を運んでくださるお客様から、今年は誰々が凄く伸びた❗などと伺うと、疲れも吹き飛びます。

 

“発表会”ではなく“コンサート”という名称を使っているのは、ただ習ってきたことを発表するのではない、聴きに来てくださる方々の心に残る演奏をしてほしいという願いを込めているからです。幼児でもその意図を理解し、集中して一生懸命演奏してくれます。

 

こういう発表の場があることで、それに向かって練習をする、緊張の中で自分の持てる最高の力を発揮する、その努力してきた過程と本番の演奏を皆から褒められる、という段階を経て、子供たち(大人もだけれども)は真の達成感を得て成長していきます。この過程は何についても大切で、人生の所々で役に立っていくと私たちは考えています。

 

コロナ期には中止し、昨年から再開した講師コンサートでは、曲の説明などのトークも入り楽しんでいただけたことと思います。泣いたり笑ったり(良い演奏を聴くと泣けてくる私。情緒不安定ともいう😅)、有意義なソレイユコンサートでした❗

 

また、12月のクリスマスコンサートに向け、頑張っていきましょう❗

 

 

 

 

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