ソレイユニュース 2026年2月
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一年の計は元旦にあり、と言われますが、1年のはじめのレッスンや年度初めのレッスンの時、生徒の皆さんには1年の目標を言ってもらうことにしています。
Babyクラスの子でも、喋れる年齢になった時には目標を言ってもらいます。“ピアノが上手になるよう頑張ります”“お歌を頑張ります”“リズム叩きができるようにします”“音符が読めるようにします”。言霊(ことだま)とはよく言ったもので、宣言した通りになるから不思議です。どのような作用によるものかは分からないけれど、思いを声にする、ということはとても大事なことだと長年の経験で実感。音楽という抽象的なものを職業にしてきた私の周りには、音楽を仕事にしている人がいっぱいいますが、口癖のよい人は、人に囲まれ幸せに、人の悪口や批判ばかりする人は、周りの人に恵まれず、不運な境遇に陥っているのも同じ効果によるものなのかも知れません。
本来、音楽は人を幸せにするもの。周りの方々にエネルギーや幸せと共に“音楽”をお配りするのが音楽家の役割と私は思っているので、不幸をまき散らすような口動は問題です(音楽を修得する“訓練”は楽しいだけではないけれど・・・)。音楽家は考え方や生き方が問われると言えますね(音楽家に限った話ではないかもしれませんが・・・)。
それから、目標は立てた方がよいです。それから夢。夢を持った方が人生が楽しいですね。野球のイチロー選手は達成できそうな目標を立てることが成長の第1歩、と言っていました。小さな達成を積み重ねていくことが人生にとって大切なのだそうです。
ヴァイオリンの末永千湖先生が、女の子はお母様の夢をお母様と一緒に実現させる生き方が幸せ、と言っていました。名言です。勿論、夢の押し付けはいけません。しかしお母様が心から応援して下さる理想的な形と言えるのです。夢に向かっての努力はワクワクするもの。まずは身近な小さな夢を具体的に掲げて、その夢を実現させていきましょう!
この欄に度々登場する私の母は(ソレイユ総合音楽教室創設者)、夢を掲げる、ある意味天才でした(大ほら吹きとも言う)。2人の娘に音楽家になるよう毎日夢を語り、駅前のビルや駐車場を買って自分の仕事であるブティックと音楽教室を経営し、ゆくゆくは周りに居る方々が入居する老人ホームを建設する、と豪語。老人ホーム建設の前に63歳で天国に召されてしまったけれど、老人ホーム以外は殆ど実現させたので、ほらを吹くのも大切なことなのではないかと私が考える土台となっています。
失敗するとイヤだから一歩踏み出さないという考え方の人、やらなかったことを後悔したくないのでやってみると考える人、どちらの考え方が良いかは分からないけれど、私の周りには前者はいなかったことは幸せでした。
目標や夢を持つと毎日の練習や勉強が楽しい。いつかは実現できると考える毎日の何と心弾むことか。
私の周りにいる人たちの向上を手伝いたい、もっともっと上手に歌えるようになりたい、上手にしゃべれるようになりたい(日本語も外国語も)、人の心が分かるようになりたい、美しい生活習慣を身に付けたい(住むこと、食べること、生きること)、私の後半生は夢いっぱいです。
心躍る目標を大きな声で宣言し、更に邁進していってください。
今年も宜しくお願いいたします。

