耳で聴くということ
演奏するときに、耳で音を聴くことは、とても大切です。
わかってはいるけれど、どのように習得したらよいの?と思われる方は多いことでしょう。
5歳の時から、音に対する様々な感覚を先生から繰り返し要求され、音質をコントロールする術を身につけたイタリア生まれのピアニスト、アルド・チッコリーニ氏について書かれたこの本には、耳と技を一体化させる素晴らしい方法が記載されています。
速く弾くことは、勿論、大事なポイントです。
しかし、音を聴く大切さを子どもの頃に教えてもらった人は、その後の人生を豊かに過ごすことができます。
聴くこと、そして豊富な音質の重要性について、たっぷりと記された『アルド・チッコリーニわが人生』、お薦め本です❗
写真は、付箋がたくさん貼られた私の宝物。