耳で音を聴くということ Ⅱ
先生から生徒へ、伝統的な奏法を、直接伝達することをレッスンといいます。
回り道をしないように、良い先生に習った先生に教えてもらうのが理想です。
人から人へ受け継がれてきた、良い音(良い声)で演奏できるように、少しずつ修練していきます。
もし、理想的な先生に出会えていなかったら?
頑張って先生を探す、書物を紐解く、CDなどを聴いて自分で音を導き出す、などの方法があるでしょう。
音楽の友社刊、現在絶版となっている『ツィーグラー 耳から学ぶ教本』には、理想的な弾き方と聴き方について、氏の思いが綴られています。
なかなか言葉で理解するのは難しいことですが、音を聴きながら演奏する契機になるかもしれません。