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過去のソレイユニュース 2018年12月号

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以前のHPでは、生徒さんにお配りする《ソレイユニュース》を毎月アップしていましたが、どういう訳か、ある時からblogを更新できなくなって、どうしよう、と思っている間に、2年が経ってしまいました。

2年間書き溜めたエッセイを、これから少しずつご紹介していこうと思います。

まずは、2018年12月エッセイから。

早いもので2018年も、あと残すところ1ヶ月、年が明けると今上天皇が退位され、元号が変わります。

昭和生まれの私にとっては、年号が変わるのは2度目の経験。平成も既に30年経ったことを思うと感慨深いものがあります。

大正生まれの人は、今年おいくつになられたのが調べてみると、大正15年(西暦1926年)生まれの人が92歳、大正7年(西暦1917年)生まれが100歳。明治45年(大正元年)生まれの人は106歳ということになります。106歳以上のご存命者を興味津々で調べたら、日本に2500人程いらっしゃるのだそうで、驚きが止まりません。来年5月まで生きていたら、明治、大正、昭和、平成そして新年号と、5つの元号にまたがり生きることになり、全く凄いことです。

外国で暮らしていると、日本の元号を使わなくなるので元号は要らないような気がしてきますが、西暦645年の大化の改新以来、脈々と続いてきた日本の歴史ともいえる元号ですから、大切に繋いでいきたいものです。

ソレイユ総合音楽教室は今年創立35周年、日本の歴史と比べると、ほんの一瞬ですが、5年刻みの区切りの年となりました。

創設に当たり、基礎教育を重視した音楽教室が、人口10万人ちょっとの市で通用するのかと考えたら、始めるのに躊躇したと想像しますが、何しろ熱い思いと勢いだけでスタート。それでも35年続けてこられたのですから需要はあったのです。

当教室の先生は、演奏家としての技術力は勿論ですが、教えることが好きで明るい、というソレイユ独自の採用基準をクリアした方ばかりです。

ソレイユの生徒さんや保護者の方々も明るく前向きな方ばかりで、それぞれの目標に向かって楽しくレッスンを行っています。

伊藤博文、山県有朋、高杉晋作など、明治維新の立役者を育てた吉田松陰は、江戸や京都から遠く離れた現在の萩市に私塾、松下村塾を開き、身分の分け隔てなく塾生を受け入れ指導しました。

松陰は、塾生の良いところを的確に見つけ、それを褒めることと、長所を伸ばすための方向づけが上手だったといいます。

今でいうところのポジティブシンキングの持ち主で、投獄された不遇の時代も、常に前向きで明るかったと伝えられています。勿論、褒めるだけでなく、志を立てやる気を出し努力する大切さを説きました。

夢なき者に理想なし、理想なき者に成功なし、故に夢なき者に成功なし。

数多くの格言を遺した松陰ですが、この格言は特に有名ですね。言葉がわかり易いので、ストレートに思いが伝わってきます。

明るいということは、とても大切なこと。明るく夢を抱いて人生を歩んでいきたいものです。

今年1年有難うございました。

佳いお歳をお迎えください。

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