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ソレイユニュース 2026年5月号

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東京音楽大学在籍中の齋藤怜華さんが、学年末の実技試験で第2位という大変優秀な成績を収め、特別演奏家コースに転科しました(上位3名が演奏家コースに編入できる)!

どの組織でもいえることですが、上位に位置するのはとても重要なことです。その組織の中で大切に扱われ、自ずと活躍の場が広がっていきます。齋藤さんも、3月に転科が決定した直後から、コンサートや大学内の公開レッスンへの出場機会が与えられ始めました。東京音楽大学指揮科社会貢献コンサート出演の要請を受けて、7月8日(水) 東京ミッドタウン八重洲地下八重洲BASEで行われるソプラノ2人のコンサートで歌います。ソレイユコンサートにも出演しますので、齋藤さんの今後に注目してください!

4月末の昭和の日、大人のためのコンサート《コンセール・ドゥ・ソレイユ》が開催されました。今回は総勢10名、ピアノと声楽両方で演奏された方がいましたので、全11プログラムでのコンサートです。

《コンセール・ドゥ・ソレイユ》初出場であるチェロのTさんはチェロ歴10年ということですが、ソレイユ総合音楽教室でレッスンを始めて1年程、ヴィヴァルディのコンチェルト全4楽章を弾き、満場の喝采を浴びました。大人の生徒さんはのんびりとレッスンを楽しみたいという方が多いので、強いてコンサートに勧誘しないスタンスできましたが、Tさんはご自分から《コンセール・ドゥ・ソレイユ》に参加を表明。聞くとリュート奏者のご主人様から、お稽古事は発表の機会を持たないと上達しないのでコンサートで演奏した方が良い、という助言を受けられたとのこと。コンサート本番に向かってテクニックアップを目指し、通して演奏する際には止まらないよう細心の注意を払い、細かい音楽表現を忘れずにそして暗譜もする。本番前には本意ではない仕上がり具合に胃が痛くなり、本番前日は眠れない。そして迎えた本番当日、高まる胸の鼓動を抑え、勇気を持って舞台へ。この一連の経験(胃の痛みや不眠、ドキドキや不安を含め)を経て、人々は上達の坂を登っていくのです!

今回の《コンセール・ドゥ・ソレイユ》では、その経験が人生の一部となった素敵な大人たちが、真剣な演奏を披露して下さいました。

もう直き93歳になる男性、レギュラーのO氏は暗譜も完璧に、朗々たる美声で歌唱。88歳の米寿を迎えたばかりのI氏、衰えること知らない完璧な演奏は見本のようでした。貞淑な奥様、厳格なお母様、優しいおばあ様という現実をかなぐり捨て、一度歌ってみたかったというビゼー作曲『カルメン』のハバネラを、キャラ変で歌われたOさん。両膝の手術、大腿骨骨折、膵臓がん手術を乗り越えて、今なお上昇途中のIさん、第1回の《コンセール・ドゥ・ソレイユ》出演者でありながら、20年以上介護やお孫さん育てでお休みをした後、見事に復帰、情感たっぷりに日本歌曲を歌われたIさん、大好きなお母様を失うという数日前の悲しい出来事を笑顔に変え、4回目の出場で成果を見せたKさん、ショパンとカッチーニをきちんと仕上げ、ピアノと声楽の両刀で演奏してくださったOさん、振り付きの楽しい歌唱で会場全体を盛り上げて下さったM氏、そして堂々たる流石の演唱で人々を魅了したTさん。10名の方々の、人生が反映された真摯な演奏に心打たれました。

次回、秋に開催される第55回に向かいまた新たに頑張りましょうと約束し、終わった直後だけはお互いを褒めたたえ合いながら(!?)手作り料理で打ち上げ。楽しい一日となりました。

初出場Tさんのご主人手作りのチェロがとてもあたたかい音色で、この日一番の話題だったことをも忘れず記しておかねばなりません。

       
文責 小林真衣子

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